スズキ船外機

今月のBasserで目に付いた成田プロの記事。
IMG_8214[1]
スズキの新型4ストロークエンジンについて書かれており、馬力こそ違うもののスズキ船外機のオーナーとしては共感を得る記事であった。

そこで自分もこのエンジンについてインプレでも。
エンジン乗せ換えを考えている人の参考になれば幸いかと…。

SUZUKI DF90A。2009年にフルモデルチェンジされた現行モデル
image_001.jpg
2012年の11月に乗せ換え。その前はマーキュリーのキャブ仕様の2スト75馬力が載せられていた

今のボートを中古で買った時、1年ぐらい乗ってから4ストのエンジンに乗せ換えするつもりであったが、このエンジンがあまりにもストレスの塊(エンジンが掛からない、うるさい、2ストオイルの入手が面倒、燃費最悪…etc)で我慢出来ず、予定より半年も早く乗せ換えを決行する事になった

4ストに乗せ換えるにあたり、始めはマーキュリーの60馬力あたりを考えていたが、せっかく80万以上出しても前よりスピードが遅くなるのもなんだかなぁ…と思いショップに色々相談した所、60馬力の金額にあと数万程度の上乗せ金額で(メーカーが特別割引してくれたおかげで)スズキのDF90Aが積めるという事で、清水の舞台から飛び降りる覚悟で乗せ換えを敢行。

エンジン重量が2スト138㎏→4スト160㎏とバッテリー1発分の増加だっったが、イーグルはガソリンタンクがシートの下に配置されてる関係上、後方に重心が集中し過ぎないおかげもあって船体バランスは問題ナシ
(※船体の耐久試験も含んだ臨時検査もキチンと合格済みなので船検もOK)

さて、前置きが長くなったがここからはインプレでも

自分が気に入っているポイントは4点


1つ目は、何と言っても燃費。
スズキの現行型の4ストは一部を除いて好燃費に貢献するリーンバーン機構を採用している。このおかげで従来の4ストより更に1割ほど燃費が良くなるとの事
image_007.jpg
実際、4500回転弱(55~58キロ位の巡航スピード)で走っている時の燃費は素晴らしくて、北総スロープ~根木名川の区間、約10.5キロの距離を往復(計21キロ)した時のガソリン使用量はわずか7リッターと驚異的な数値。

90馬力というソコソコの馬力の事を考えればこれはスゴイ。これが以前の2ストなら15リッターは使ったであろう。
しかも2ストオイルを必要としないのでランニングコスト的に、以前と比べ実質1/3ぐらいと言える。
1回の給油も以前はスタンドまでわざわざ牽引して入れに行っていたが、今では20ℓの携行缶1つで済むので非常にラク。

普段、馬力の割にちんたら走っているのはガソリン代をケチってる為デスw
(※燃費についてはボートの条件等で大きく変わるのであくまで参考で)



2つ目は静粛性。
これも従来の4ストに比べると静かでエンジンの振動も少ない。ヤマハの4ストも静かだが、これを上回る静粛性で、上記の巡航程度のスピードなら同船者と大声で話さなくても会話が成立するレベル。


3つ目は信頼性。(耐久性とも言える)
スズキの4ストはエンジントラブルが極めて少ない事で有名だが、その評判どうり乗せ換えから2年以上経過する現在でも、トラブルは1度も無い。
船外機のトラブルって車のエンジンとは比べものにならないくらい高い割合で発生する。そのくせ修理となればかなりの時間を費やすことになるので、その間ボートに乗れないのは痛い。車のように代車の貸し出しもなく、基本、車両保険のようなものもボートには無いので修理代は当然自腹となるので、場合によってはウン十万円という金額も…。見積もり金額見ただけで卒倒しますよね。
こういった不安要素が少ないのもスズキエンジンの魅力。
琵琶湖でガイド業を営む方々の間で好まれる理由もうなずける


4つ目はエンジン重量。
スズキの現行型の4ストは他社の同馬力帯と比べると軽いラインナップの物が多い。(最近出たマーキュリーの新型4ストも同重量になったが)
オーバーパワーのエンジンにした場合なら尚更、この重量差分が効いてくる
その重量差分をパワーポールなどに回せることのできるメリットはデカい
IMG_0951[1]

※重量について追加の記述を。
2スト時代はガソリンをタンクに50~60リッターほど常時入れていたが、燃費が良すぎることもあり、今では普段、35リッター前後(満タン時の半分)しかタンク内に入れていないのでその分船体重量の軽量化にも貢献している

以上が自分が感じた事である。あくまで15ftのイーグルに90馬力という、ちょっとだけヤンチャ仕様での感想なので参考になるかどうかは分からないが…。

因みにトップスピードはパワーポール2本付いてる状態で、23ピッチのペラで6200rpm回ってMAX79キロ(無風ベタ凪で)
P2010366[1]
流れや風を味方に付ければ80キロ台も出るが…。

推奨回転は5800rpmなので正直、まだエンジンが回り過ぎな感もある。おそらくパワーポール外してペラを25ピッチにすれば83~85キロくらいは狙えそうだが、プレーニングも遅く、釣りに不向きなセッティングとなるので、トータルバランスを考えて現在のセッティングに落ち着いている

又、オーバーパワーにすれば、それだけ高度な操船技術も要求され、その分危険も伴うので調子に乗ってかっ飛ばしてるといつか痛い目に合う。それを理解した上で自己責任の下、周りに迷惑を掛けないように心掛けたいものである
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR